そもそも聖書とは?

みなさん一度は見たことがあるかと思いますが、聖書はピラピラの紙にもかかわらず、とても分厚くて重い本です。
1815年~2012年の200年弱に、約3890億冊(推定)以上の聖書が印刷されたと言われています。
近年の印刷技術の発展は、聖書を印刷するために他なりませんでした。
聖書は最も多くの言語に翻訳され読まれている、文字通り世界一のベストセラーなのです。

さて「聖書」というと一冊の本のようですが、実際には66巻の書籍を組み合わされた本で、
書かれた年代や著者、言語もバラバラで、「旧約聖書」39巻と「新約聖書」27巻とに分類されています。

旧約聖書にはこの世界の創造や人間の歴史が書かれています。
人間が神を失望させては神の裁きに合い、後悔して立ち返り、
かと思うとまた失望させて…ということを幾度となく繰り返している姿が記されています。
しかしそれでも神は人を見捨てず、やがてすべての人を完全に罪から解放する「メシア」が
与えられる…という預言を残して、旧約聖書は終わっています。

また新約聖書では、その約束されたメシアであるイエスキリストが現れたこと、
それにより人間の救いが完成されたことなどが書かれています。

具体的には、旧約聖書は「歴史書」「律法の書」「教えや知恵の書」「詩や歌の書」「預言書」「その他の書物」などから成り、
新約聖書は「イエスキリストの生涯」「イエスの弟子たちの記録」「イエスの弟子が初代教会の信徒たちに送った手紙」「黙示文学」などによって構成されています。

教会で一緒に聖書を読んでみませんか?
どうぞお気軽にお出かけください。

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