教会紹介

教会外観

どんな教会

今の越生教会

大体10人くらいで、毎週日曜日に礼拝を捧げている教会です。木曜日には大体4人くらいで集まり、信徒の友を読み、みんなで語りあい、祈っています。

いまは、ほかにも、ご家庭での集会も始まりました。

越生教会は、お隣にみどり幼稚園があり、そこで長い間、イエス様の愛の種が蒔かれて来ました。先人の牧師たちが、信徒の皆さんと、この教会に仕え、幼稚園に仕え、教会のこと、幼稚園のこと、越生町のことを祈りながら、教会を建て上げてきた、そんな教会です。

いまでは、みどり幼稚園と教会は別組織になりました。わたし(佐藤)が来たときは、もう別組織でしたが、牧師館も、礼拝堂も、幼稚園の敷地に建っているので、子供たちのそばで、楽しく遊ぶ様子を見ながら、子供たちのこと、育てておられる親ごさんや関る方がた、保育されている先生がたのことを、教会の皆さんと祈っています。

わたしは、子供たちにとっては、隣の教会の牧師先生、というより、奥に住んでいるらしいおばあちゃん、のようです。でもクリスマス、花の日には、礼拝堂に来てくれて、元気に一緒にお歌を歌い、神様の話をさせていただいています。

 

越生教会始まりの頃

ここに赴任して2年。毎週の説教に悪戦苦闘しながら、この教会のことについて教会の皆さんにお話を聞かせていただいている最中です。

でも、まず、資料(『越生教会60年の歩み』や総会資料)から、越生教会の始まりの頃のことを書きます。関った方がたからの訂正もありがたいです。

 

越生教会がどんなふうにはじまったか

越生教会の歴史は、戦後、二階堂忍、幹子夫妻が日曜学校を始めたことがきっかけで、やがて教会が立ち上がりました。(以下年表は『越生教会』のいろいろな方の文章より構成)

 

1945年9月 二階堂忍・幹子夫妻により「みどり子供会」(キリスト教日曜学校)始まる。

1946年4月 私立みどりこども園、および、伝道所開設。

1949年10月29日  第2種教会として、越生教会創立

場所 二階堂忍夫妻の自宅  越生町大字越生760番地

1950年 吉崎俊雄初代牧師就任

 

吉崎牧師辞任後、室野玄一牧師が谷脇尭務神学生、宮本信一神学生等と協力して牧会

その後2代目の主任牧師となられる中村蔵人牧師も、農村伝道神学校で教えながら、月一回ほど通ってこられていた。

1953年中村蔵人夫妻、善好夫人の妹さん、沖寿恵子親子、越生町に転居、教会献堂、幼稚園設立に向けて、尽力。

1954年

大字越生950番地に教会用地及び建物を購入。(現在地)

3月10日 宗教法人設立登記完了

4月12日正式にみどり幼稚園を設立。

中村蔵人牧師 主任牧師、みどり幼稚園園長に就任。

6月献堂式

 

1956年6月1日 第一種教会となる       (2022.2 佐藤彰子記)

 

歴代牧師一覧

吉崎俊雄 中村蔵人 佐栁文雄 藤波良也(代務) 山田嘉三 山田伸 山岡磐(代務) 絵鳩アツヱ

西海満希子 江田めぐみ 山岡創(代務) 佐藤彰子  (敬称略)

(2022.10 佐藤彰子記)

 

 

どんな牧師?

佐藤彰子(さとう あきこ)
1955年2月生まれ 東京目黒出身です。
小学校のとき、渋谷駅で救世軍の慈善鍋に母から渡された千円札を入れたところ、「少年少女聖書通信講座?」という小さな冊子を渡され、お手紙のやりとりが楽しく、その講座を終えると、小さな聖書が送られてきました。近くの教会にも何回か行ってみたけれども、すぐ行かなくなってしまいました。
でもその聖書はいわばお守りのようにそばに置いて、ときどき開いていました。
大学生になって、神様って本当にいるんだろうか、わたしが生まれたのには意味があるのだろうか、と考え始めました。また、その頃、大学のサークルの先輩から、毎日「ありがとう、って祈って寝てる」というのを聞き、いいなと思って、祈り始めました。
祈るうちに、自分は果たして誰に向かって祈っているのだろうか、と思い始め、祈りの中で直接聞いてみたら、聖書の中の「わたしは有って有るもの」(出エジプト記3章14節 口語訳)という言葉が迫ってきたのです。聖書の中でわからないことを具体的にその方に祈ると、お答えがどこからか来る、というようなことが続きました。
それがわたしと、イエス・キリストの神との出会いです。その「有って有るもの」という神様が、わたしたちを救うために御子イエス様をこの世に送られたのだということと聞きました。
大学4年の時、大学の別の先輩に、聖書を読んでいることを言うと、目白の武蔵野教会を紹介され、礼拝に出始めました。やがてそこで洗礼を受けます。その時、どのくらいわかっていたのか、今でも疑問です。でも聖書をとにかく喜んで読んで語っておられた牧師と教会の仲間と共に、教会生活が始まりました。
それ以来、ずっと目に見えない神様ってどんな方なのか、イエス様はどんな方なのか、人間はどのように生きていくように言われているのか、救いとは何か、永遠の命とは何か、祈りながら、聖書を読みながら、求め続けて、今に至ります。
そうしている間に、結婚し、子どもができ、孫ができました。海外の勤務の夫について外国でも暮らし、外国の教会にも行きました。その後介護をし、舅、父、母を看取り、今は一人暮らしの叔母とホームの姑のところにときどき通っています。子育てが終わり、母がなくなってから、神学校に4年間行きました。これは自分としては驚くようなことでしたが、神からの召しを受けた、と信じました。
そしてここ越生の教会で働くことになりました。まだ神様のこと、イエス様のこと、人間のこと、わからないのですが、でも聖書から聞こえてくるものをお伝えするのが、わたしに託された仕事と思っています。
この豊かな自然と暖かい人たちの中で、神様の声に耳をすませることができて、今は本当に嬉しく思っています。
趣味はぼーっとすることです。
よろしくお願いします。